春日太一の書籍「大河ドラマの黄金時代」が楽しみ!概要や注目点

2021年2月10日に発売予定の春日太一著「大河ドラマの黄金時代」が待ち遠しくてたまらない!そんな人も少なくないのではないでしょうか。

ここでは、書籍「大河ドラマの黄金時代」の概要や個人的な思い入れについて書いていきます。

リサーチャー:ケンイチうじ(40代男性)

「大河ドラマの黄金時代」の概要

「大河ドラマの黄金時代」は、大河ドラマ第1作目の「花の生涯」から、91年の「太平記」までを網羅した大河ドラマ入門の書。既に大河ドラマにハマっているファンにも嬉しい一冊です。

タイトル:大河ドラマの黄金時代(新書判408ページ)
発行:NHK出版
発売予定日:2021年2月10日
定価:1000円+税

大河ドラマ創生期から制作に携わって来たプロデューサー、ディレクターなどの制作陣へのインタビューが盛り沢山。貴重な証言で大河ドラマの核心に迫る。

「大河ドラマの黄金時代」の楽しみな点

大河ドラマは子供の頃から楽しみに観ていたのですが、昔のものは映像資料ばかりで制作スタッフの生の声というものを聞いたことがありません。この「大河ドラマの黄金時代」にはその生の声が数多く詰まっているのです。

今から発売が楽しみでなりません。春日太一氏の書籍に外れはなく、今回も読者を唸らせてくれることでしょう。

また、大河ドラマだけではなく、NHK火曜時代劇、水曜時代劇、金曜時代劇も網羅してくれているのが嬉しいところです。かつて観たNHKのドラマが書籍でまた甦るのだからたまりません。

そもそも、大河ドラマをテーマにした書籍というものはほとんどなく、放送も昔の作品はビデオを上書きして撮影していたので現存していないものも多く謎だらけです。それを著書の時代劇研究家・春日太一氏が、制作スタッフOB一人一人に対して丁寧な聞き取りやインタビューを行い、資料集としても通用する書籍を作ってくれたのかと思うと涙が溢れ出てきます。

「大河ドラマの黄金時代」の制作を春日太一氏のツイッターで知った時、私は跳び上がりました。元々時代劇は大好きなのですが、中でもNHKの大河ドラマには深い思い入れがあったからです。

「黄金の日日」、「徳川家康」、「真田太平記」、「独眼竜正宗」等々、大河ドラマは傑作ぞろいです。

「大河ドラマの黄金時代」では取り上げられていない近年の作品も面白く、「葵~徳川三代~」、「新選組!」、「真田丸」等々、楽しく視聴してきました。現在放送中の「麒麟が来る」も傑作で見逃せません。

「大河ドラマの黄金時代」がヒットしたなら、必ずや第二弾、第三弾と、近年の大河ドラマを取り上げた書籍が続々と刊行されることを祈って止みません。春日太一氏の手腕をもってすれば、絶対に大河ドラマ全作品の網羅も可能だからです。

春日太一氏は近年の作品を取り上げることを基本的に厭いますが、時間がそれを解決してくれます。

歴史が流れれば、近年の作品も過去の作品となります。長い目で以て、続刊の発売を待っていれば、いつか必ず私の願いは叶うでしょう。

と、興奮してまだ発売も未定の続刊のことまで書いてしまいましたが、とりあえず2021年2月10日の発売予定日が待ち遠しいです。きっと、63年から91年までの28年間にも及ぶ大河ドラマ制作現場の汗と涙の香りが「大河ドラマの黄金時代」のあちらこちらから漂って来る名著に違いありません。

今までの春日太一氏の書籍はすべて買っていますが、どれも名作といえるものばかりで駄作は一冊もありません。「大河ドラマの黄金時代」も必ずやファンの期待に応えてくれるはずです。

この書籍は一度、企画が立ち消え、その時は残念無念と肩を落としたのですが、2020年になって企画が再始動し、我々ファンを熱くさせてくれました。

もうすぐ発売です。間もなく手に入るのです。一度は諦めながらも待っていた甲斐がありました。

私は保存用と熟読用に二冊購入予定です。今までの春日太一氏の著書もそうしてきましたし、これからもそうするつもりです。

指折り数え、発売予定日を待っています。早く2021年2月10日が来てもらいたいものです。

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