深川不動堂について
江戸庶民の信仰を集めたパワースポット深川不動堂
東京都江東区にある深川不動堂は、初詣でなどで賑わう成田山新勝寺の東京別院です。
成田山新勝寺は平安時代にまで遡る由緒あるお寺で、江戸時代から多くの信仰を集めました。
その新勝寺の本尊を江戸で特別公開したことが、深川不動尊の始まりと言われています。
本尊は秘仏不動明王。
関東大震災、東京大空襲で本堂は焼失しましたが、本尊は僧侶たちによって運び出され焼失を免れました。
現在の旧本堂は戦後に千葉県の龍腹寺から移築されたもので、国内最大級といわれる木造の不動明王像、おねがい不動尊が祀られています。
本堂は外壁に梵字をタイルのように張りめぐらせた印象的な外観です。
1日に5回護摩行が行われており、これは無料で参列することが出来ます。
迫力ある真言密教の秘法を間近に体感できる貴重な機会です。
内仏殿の政廣不動の間、祈りの回廊、大日如来蓮池図などを回れば、様々な御利益を得られることでしょう。
江戸庶民で賑わった深川不動尊は、現在でも下町のパワースポットとして、多くの人達の信仰を集めているのです。
深川不動堂へのアクセス
東京都江東区富岡1-17-13
東京メトロ東西線「門前仲町駅(1番出口)」から徒歩2分