鳥越神社について
千貫神輿のパワー!台東区鳥越神社
東京都台東区にある鳥越神社。
「とりごえ」と読まれることが多いですが、正確には「とりこえ」といいます。
江戸時代には幕府のお米蔵があり、また現在でも蔵前から浅草橋の問屋街やおかず横町と、近隣に下町情緒をたっぷりと残しています。
毎年6月に行われる例大祭では、千貫神輿と呼ばれる都内でも有数の大きさを誇る御神輿が氏子町会を練り歩きます。
同じ台東区の浅草三社祭も有名ですが、この千貫神輿も江戸っ子の気っ風を今に伝える、威勢の良いお祭りとして知られています。
特に提灯に灯を入れた美しい神輿が神社に戻ってくる宮入は、一度は目にしておきたいでしょう。
1月8日にはお正月飾りを炊き上げるトンド焼き、6月末に行われる茅の輪くぐりの式など古くから伝わる儀式も行われます。
とはいっても、浅草や上野などの観光地からは離れているため、普段の境内は静かで気高い雰囲気を保っています。
いにしえからの伝統を今に伝える下町の隠れたパワースポット、鳥越神社にぜひお参りしてみてください。
鳥越神社へのアクセス
東京都台東区鳥越2-4-1
都営浅草線「蔵前駅」から徒歩6分